4K放送を見ていて暗く感じる人はぜひご確認を!
4K放送、店頭で見たときのように綺麗じゃないな~と感じている人いませんか?
その理由ってもしかして「暗い」と感じていませんか?
4K放送はHDR(ハイダイナミックレンジ)という明暗差の広い規格を採用しています。
今までの綺麗と思っていた地デジは昔の規格のSDRを採用しています。
HDRを採用することで肉眼で見るのに近くなり自然な遠近感を感じるのです。
さて、本題の「4K放送の暗さ」ですが、HDRはSDRと比べ必要となるバックライト出力が高くなります。
そのため通常の明るさ設定と同じ値だと暗く感じてしまいます。
HDRとSDRそれぞれで映像調整ができるテレビであれば、HDRの映像調整内の明るさ調整を高くすることで解決します。
おそらく驚くほど設定値が高くなると思いますが問題ありません。
そして事を分かりにくくしているのが、まだHDR番組が少ないということです。
そのため暗い番組だったり明るい番組だったりと混在して戸惑うのです。
実は番組表に表記されていたり、テレビが自動認識して映像調整などで認識できるものもあるので、ぜひ一度設定をご確認してみてください。
最後に液晶テレビの場合、画素数が増えればバックライトの透過率が下がるので、格安4K液晶テレビを購入される場合は、明るさにご注意されるとよろしいでしょう。
※有機ELはパネル自体が発行するためとても明るいですが、画面焼けする弱点があります