Macbook AirのSSDを換装してiCloudにログインできなくなった時は...
オンライン授業に使うようになり「Macbook Air」が一気に容量不足に陥りました。
2015年の128GBモデルでインターネットを見る程度でしたが、Officeを入れたり配られる数々のテキストが容量を逼迫...
まだまだ現役で使えるスペックなので買換えはせずにSSDの容量アップを選択。
これから数年は乗り越えたいので一気に960GBに換装しました。
覚悟をしてはいましたがいくつかのトラブルに見舞われました。
何とか無事完了までたどり着いた手順と対処法をお伝えしたいと思います。
同じようにSSDの換装を考えている方のご参考になれば幸いです。
使用したSSDは「Transcend製のJetDrive 850」の960GBモデル。
960GBでも問題なく認識します。Amazonで3万円台で購入できますのでお財布が許す方は迷いなくこちらを選ばれることをお勧めします。
手順1
付属のドライバーでネジを外すのですが、フィット感が良くない。
しっかりと押し付けて慎重に回してください。少しでも怪しければドライバーを購入してから作業してください。
私は問題なく外せたのですが、戻すときに2個所なめてしまいました。
手順2
SSDの抜き差しは優しく丁寧に行ってください。
裏蓋を閉めて作業に取り掛かるのですが、ネジは最後に締めることをお勧めします。
万が一作業が失敗した場合SSDを戻せば使えるようになりますが、ネジをなめてしまうとSSDを戻すことができなくなってしまいます。
手順3
電源を入れ直後に「command+R」を押し続け「macOSユーティリティ」を起動してください。
先ずは「ディスクユーティリティ」でSSDを初期化します。
1.「サイドバーの表示」→「すべてのデバイス」→”SSDを選択”して「消去」
2.「名称:自由な名前で」「フォーマット:Mac OS拡張(ジャーナリング)」「方式:GUIDパーティションマップ」
終わったら「終了」で戻って大丈夫です。
手順4
「mac OSを再インストール」でiOSをインストールしてください。
インストールが終わりMacの設定を行っている途中に「このMacに情報を転送」がでてきますので、ここで「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスク」からを選択して外付けHDDなどの媒体に保存したバックアップデータを選んでください。
バックアップを取った回数分のデータがありどのデータか迷うところですが、一番最新のものを選んでください。
バックアップの時の容量が小さく不安になるかもしれませんが、ちゃんと全てのデータを転送してくれますのでご安心を。
手順5
「Apple IDでサインイン」で躓きました。
いくらやっても2段階認証を受け付けずログインできないのです。
最初からやり直しても方法を変えても全くダメです。
その場合は半日から1日待って再度トライしてみてください。
拍子抜けするぐらいすんなりログインできます。
Apple公式でも時間をおいてと案内があります。
手順5
TRIMサポートを「システムレポート」からSSDを選んでオンにするのですが、「SATA/SATA Express」に表示されないと慌てないでください。
交換後は「NVMEExpress」に表示されるようになります。
ちなみに私の場合、TRIMサポートは「はい」になっていました。
最後に写真を外部ドライブに保存している人はちゃんと見られるかどうか確認してください。
全ての動作確認が終わったらネジを慎重に取り付けて終了です。
ネジはいきなり本締めするのではなく全てのネジを仮止めしてから本締めしてくださいね。
容量に余裕ができるとお札がたくさん入っているお財布を持っているようで余裕がでますが決して無駄遣いしないでくださいね笑